フランス映画祭2015 フォトレポート『エール!』(La Famille Bélier)

フランス映画祭2015のフォトレポート。

オープニングセレモニーの後、オープニング上映作品『エール!』の
エリック・ラルティゴ監督と主演のルアンヌ・エメラちゃんがご挨拶。

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『オーケストラ!』とか『タイピスト!』とか
一単語に「!」つけたタイトルは割と映画祭で観客賞獲ってますよね…
こちらの作品も、結果今年の観客賞に選ばれたのですが
いかんせん、SEO的にあかんタイトルで
「エール 映画」とググっても
だいたい天下のエールフランスがヒットするわけで。

と、そんなことどーーーーーでもいいくらい、
とにかく、いい映画です。
私DVDで既に見てはいたんですが、やっぱりこれは劇場で全身鳥肌で見るのがいいですね。
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フランスで4週連続No.1、12週連続TOP10入り、動員700万人超え!
って謳い文句はいいです。いらないです。
実績は納得なんだけど、とにかく「無」で見て、笑って笑って、そして感動する映画です。

DVDで見てるからって高を括ってたんですが、もう後半涙が止まらなくて
でもハンカチ手にするの失念していて、涙ぼろっぼろダダ流して見てました。
マスカラ、ウォータープルーフだったのに見事に落ちてた(笑)
会場もすすり泣く音がチラホラ聞こえてきていました。

さて上映後、矢田部吉彦さん司会でQ&Aコーナー。
(ホント矢田部さんの司会が一番ホッとするわ)

ロワンヌちゃんは演じているときよりもだいぶ大人の女性に見えました。
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この作品の脚本家ヴィクトリア・ブドス(Victoria Bedos)さんは
フランスではコメディアンとしても有名な方。
彼女のシナリオをもとに、10ヶ月かけて脚色し映画の製作に至ったのだとか。

そもそも脚本の設定が映画化には難しいもので
(製作当時のルアンヌちゃんは)若くて思春期だったこともあり集中力がなくて
大変そうだとは思ったけど、
監督自身、ドキドキ(ドッキリ?)させられることが好きなので
(ああ、監督はマゾか!)製作に至ったそう。

この作品を見ると全然感じないけどルアンヌちゃんは歌手で、女優ではなかったわけで。
それも歌のオーディション番組に出演していたのを監督が見て、今回の主役に抜擢したと言う
まさに現代のシンデレラストーリー!

「スクリーンテストも最悪だったんです。何故自分がここにいるのか未だにわからない」
と、ちょっと冗談まじりに。

そんなルアンヌちゃんは、通訳さんのマイク位置を調整したりと、
優しさもところどころ見せていました。
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「3回くらいスクリーンテストをして、まあひどいもので(笑)
なんで彼女を採用したのかわかんないんだけどね、化学反応が起こったんだと思いますよ。
彼女は瑞々しさがあり、なにより歌っているときの魅力がありました。」
と監督。ちょっと素直じゃないところが、かわいいおじさまです♪

最初の質問者には「あなたが日本で一番最初に私に質問してくれた人です!ありがとー」
と立ってお辞儀をしたり。
おじさま好きとしては、キュンときたシーンでした。
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ルアンヌちゃんは4ヶ月間、一日4時間も手話の勉強をしたのだとか。
もともと外国語習得が得意だったので、手話を覚えるのにはそこまで苦労しなかったそう。
「新しい世界(分野)の発見」にとても好奇心があったので難しくも思わなかったのだとか。
(現代っ子だわー)
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“手話”と”歌”という物語の流れについて観客からの質問の際には
ルワンヌちゃんと監督でしばし議論が。
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「手話はコミュニケーションのひとつの手段であり
健常者がそれぞれ個性的な話し方をするように、手話にも個性が出ます」
と監督が応答されていた一部の言葉どおり、
カリン・ヴィアール、フランソワ・ダミアンといった超一流俳優さんの役でみる手話も
声や音はないけれど、役柄それぞれの個性が出ていました。
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ルアンヌちゃんにとっては初体験だったので、やっぱり”演技をすること”が一番難しかったそう。
カリン・ヴィアール、フランソワ・ダミアンとの共演について聞かれると
「ずっとスクリーンの中で見ていた人たちだったので、初めはとても感動しました。
アドバイスをいろいろしていただくうちに緊張もとけていきました」と。
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監督は、手話の”リズム”を視覚的に覚えること、
フレームの中に手話をおさめること、
を意識していたそう(そもそもヴィアールさんもダミアンさんも台詞がないので)。
だから監督自身も手話をマスターして撮っていたんですよね。

そういえば。
ルアンヌちゃんが膝を軽く持ち上げながらインタビューに応えていたのですが
自然体だけどとてもセクシーだったので思わずおじさん目線のノリコさんは何枚も写真を…
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「次回演技をする際は、歌わなくてもいい。いろんな役に挑戦してみたい」と
ルアンヌちゃんが言うと、監督は
「じゃあ泳げば?」と(笑)

「会場の中に聴覚障害の方はいらっしゃいますか?」と監督が逆に質問すると手があがり
「手話は日本手話と違いましたか?ご理解できましたか?」とルアンヌちゃんが聞くと
「作品を見て、たくさん泣きました。手話はすべて理解できました。」と手話で回答があり
お二人とも感動されていました。会場からも大きな拍手が。
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手話は万国共通でもあるので、外国語習得よりも
短時間でコミュニケーションがとれるということ。

ルアンヌちゃんの歌を聞きたかったけど、あっという間にQ&Aの時間は終わり。
とても素晴らしい作品なので、日本でも大ヒットしてほしいです!
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と、Q&Aでは元気そうだったルアンヌちゃんですが、サイン会は体調不良でキャンセル。
残念ですが、イケメン監督からサイン貰えたのでまあいっか!
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『エール!』は10月31日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー!
ハンカチを手にご覧ください!
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